2016年 ⇒ 2017年。
新たな年になって
それをひとつの節目と考え、
人は 自分の中の邪悪なものを取り去り、
新しいことを取り入れようとする。
ちょっと遡って、2016年のはじまり。
去年の出だしに 心の中にあった想いは、
「 もがき苦しみながらも
何事にも立ち向かっていかなければいけない 」
そんな、心のざわめき。
小石につまずいても 前を向き、
膝をついて転んでも 立ち上がり、
そして、
泥のぬかるみに足を取られ
顔から滑ったとしても、
決して 歩みを止めない。
失敗してもへこたれず、
途中でやめない。最後までやり通す。
そんな、どこか
どっしりと構えるような気持ちで迎えた
1年前。
ほんとうに、ほんっとうに、
いろんな事があった。
メンタルを 予後不良と思われるほど
ボロボロにされたことだってあったし、
言葉によって 深い傷を負ったこともあった。
ここまで
「 人を信用することが、実はとても怖いこと 」
だと感じたことも、今まで1度もなかった。
ただ、今思えば、
去年の1年間があったからこそ
『 人間として成長した 』のは、
言わずともわかる話。
今まで、
ある程度は「 自立している 」と思っていた自分の考えをも、
いい意味で 覆すことができた。
戦車のごとく、
“ 何もかもを、なぎ倒していくような勢いの
イメージ ” で過ごした 去年だったが、
2016年を 残り3ヶ月としたところで、
気づいたことがある。
“ 戦車でいること ” のメリット。
⇒ 何に対しても、立ち向かっていく。
失敗を恐れない。闘争心、勢いがある。
デメリット。
なぎ倒してまでも、突き進む
= 自分のことしか考えていない???
こう、気づいてしまったのだ。
そして、メリット部分しか見ずに
突き進んだ結果、
目の前に表れた デメリット部分に
行く手をはばまれ、
尚かつ、 自分が 大きな痛手を負うことになった。
だから 2017年は、
『 やると思ったら、なんでもやる!
今すぐやる! 』
なんてイメージは捨てて、
『 それを “ 今 ” やるべきなのか、
それとも 手を出すのは “ 今 ” ではないのか 』
に着目したいと思う。
決して、
失敗を恐れて 立ち向かわないわけではない。
けど、筋肉マッチョな巨人に、
武器なし、且つ 素手で
わたしが戦いを挑んだところで、
結果は容易に想像できる ということだ。
「 やるのか やらないのか 」
という判断基準しかなかった、2016年。
2017年は、
「 やる 」という判断を下したときに
「 今やるべきなのか 今ではないのか 」
まで考えてから、行動に移すことにする。
2016年の
戦車のごとく、何にでも 体当たりしていった
自分がいたからこそ、
掴めたイメージだと思っているから、
決して無駄な1年ではなかった。
2016年 ありがとう!と言いながらも
2017年は もっと変わっていくよ!と、
後ろは振り返らずに、前だけを見ていたい。