変化。
いつもの流れを 断ち切りたいとき。
自分の中に持ち合わせている 悪いイメージを
払拭させたいとき。
わたしは 日常生活において、
大きかれ 小さかれ、
どこかしらに 『 変化 』をつけることにしている。
小さな変化は、
成長する “ きっかけ ” となるし、
大きな変化は、
それ自体が わたしの中で “ 革命 ” を起こしてくれる。
昨日まで 無意識にやっていたことが
見直す対象になったり、
新しい何かを 意識的に取り入れてみようとしたり、
わたしは、大きかれ 小さかれ
『 変化 』なしに 成長は得られないと思っている。
もちろん その 変化の形はさまざまで、
自分の意思とは関係のない所から
半ば強引に、いきなりやってくる 『 変化 』もあれば、
自分で 何かを変えたくて、
自らが意図的に 導き出し、取り入れる『 変化 』もある。
自分の中に
何か新しい変化を取り入れる場合。
例えば、
ほんとうに極端な例かもしれないが、
日々 ネガティブな考えに苛まれていて、
ポジティブ な考えを求めている人。
自らの頭に浮かび上がる考えを、
180度 変えるようなイメージになるわけだから
よっぽどのことがない限り、
自分からその変化を生み出すのは 難しいはず。
「 今日で ネガティブな自分とはお別れ!
明日から ポジティブ〜♪ 」
なんてことが
もし ほんとうに実現できるのなら、
もすごいエネルギーを必要とするだろうし、
自らのメンタルを
完璧に コントロールする能力を 持ち合わせていて、
そんな簡単に コロコロ変身できるのだから、
まず 悩んでいる人なんていないだろう。
みんなポジティブだ。(笑)
グローバル化が進んだことで
インターネットが普及し、
人 と 人 との距離が 近くなってきたように感じる 現代、
本や SNSなどを利用することで
その人の世界観はもちろん、その人の発信する言葉1つ1つを、
いい意味で、
“ 他からの影響 ” として受けてみたり、
その影響を受けた上で
自分に置き換えて、自分目線で 見直してみたり、
とても容易に できるようになった。
こんな風にすることで、
ポジティブな自分の考えが 構築されていき、
ネガティブな考えが、うまい具合に 自分の中から押し出されていく。
そうして最終的には、
ポジティブさを 自分のものにでき、
それを自分色に染め上げていくことで
時には それが 自らの武器 になっていくのだろう。
ネガティブ、ポジティブ という
明らかに極端な例をあげてみたが、
『 変化 』の形は、ほんとうに人それぞれ。
わたしの場合、
変化のきっかけは、 “ 他者から ” だった。
わたしが 安全地帯だと見なしていた そこは
電話1本で 危険地帯と化し、
わたしの 今まで積み上げてきたもの 全て を
ほんの一瞬で 奪い去った。
“ 裏切られる ” なんて、軽い言葉では 言い表せないほど、
あのときは 失意のどん底に落とされた。
しかも 自力で這い上がって来ること さえも
不可能なほどに、
身体を 切り刻まれた状態で。
ありがたいことに、
落ちることのできる限界まで 落とされたわたしは、
そのまま 人生という名の舞台から降りるか、
再び舞台で 光を浴びる、その日を目指して
『 新たな役柄 』に挑戦するか。
その、分かりやすすぎるほどの極端な
2択しかなかった。
わたしは、自分自身を
自らの力で 『 変化 』せざるを得なかったのだ。
新たな役柄を演じなければ、
この世界で息絶えていくのも時間の問題だった。
この世界に 生き残るために、
わたしは 新たな役柄を演じるべく
真新しい台本を手に取ったのだった...
今となっては
あの時の、この世のものとは思えない あの苦しみが愛おしく感じるほど。
言葉で言い表せないほどに、
ほんとうに感謝している。
そして
あの時は 散々恨んだ、わたしの運命だったが
21歳というタイミングで
あの苦しみを経験できたのも、
大きな 大きな意味があったように思う。
ありがとう、あの時の苦しんだ自分。
あなたのおかげで、今のわたしは大きく成長することができています。
あなたが、いかなる苦しみにも ぐっと耐えたから、
以前よりも、ずっとずっと “ 夢 ” に近づいたよ。
あなたの、苦しい間も諦めなかった
その判断に、今とっても感謝しています^ ^